今日はここから観させてもらいます。

フットボールと本とアンジュルムが大好物です。

#日本代表とMr.Children 読了

最近、読書熱が高まりつつある oahoi です。

このブログには「フットボールと本とアンジュルムが大好物です。」って書いてあるけど本については一度も書いてなかった。

 

今回TwitterのTLで気になっていた本を一冊手に取ってみました。

「日本代表とMr.Children」宇野維正、レジー

 

日本代表とMr.Children

日本代表とMr.Children

 

 

なぜ気になったかと言うと「帯」です。オビ!

ミスチルに支えられた日本代表」

「サッカーに救われた桜井和寿

最初にこの帯を見た時の感想は

「っんなワケねえだろ!サッカーが桜井を救ったことはあっても代表がミスチルに支えられたワケないやろ!」

です。

 

初めに自分がどんなスタンスでこの本を読んだかを説明しときますね。

先ずサッカーに対して。

私は長いこと日本サッカーを応援してきました。日本代表もJリーグも。

98年フランス(対アルゼンチン)

02年日本(対チュニジア

06年ドイツ(対オーストラリア)

10年南アフリカ(対デンマーク

14年ブラジル(対ギリシャ

過去5大会の日本代表の戦いを現地で観てきました。(ロシア大会は参戦せず)

なのでそれなりに日本代表に対する想いとか情熱はある方だと自負してます。

 

音楽に対して。

特に長い期間熱心に聴き続けているバンドやアーティストはいませんでした。

今まで触れてきた音楽で特に気に入って聴いてたのは、

The Blues Brothers、電気グルーブブルーハーツUA

サカナクションMONKEY MAJIK などなどです。

今は圧倒的にアンジュルムです!!

これ聴いて↓


アンジュルム『46億年LOVE』(ANGERME [4.6 Billion Years Love])(Promotion Edit)

買うて下さい↓ 

タデ食う虫もLike it! /46億年LOVE(初回生産限定盤SP)

良いでしょ!!アンジュルム!!みんな聴いてな!!

 

学生だった頃はあまり街中やテレビで流れている音楽をアルバム買って聴いたりすることはなかったです。生活の中で溢れている、勝手に耳に入ってくる音楽をわざわざ聴かなくても良いかなと思ってました。なのでサザンやドリカム、B'z、そしてミスチルなど、所謂「国民的」なアーティストさんを積極的に聴いてこなかった人生でした。本の中にある「ミスチル世代」「ミスチルの音楽を聴いて育った世代」ではないです。(年齢的にはその世代のちょい上ですが)

ただ唯一、アルバム「SUPERMARKET FANTASY」だけは聴きました。

収録されている「HANABI」の歌詞が私好みだと付き合っていた女性から勧められたからです。とても良い曲で好きになりました。でもこれ以外はほぼ聴いていない。

SUPERMARKET FANTASY [通常盤]

SUPERMARKET FANTASY [通常盤]

 

こんな感じのバックボーンの人間がこの本を読んだ感想ですのでご容赦ください。

 

ここからが感想です。あまり良い印象では書いてないです。

 

①帯

この一文に反発したのは

「そもそも俺の応援していた日本代表はミスチルが支えてたの?」と脊髄反射で怒りを覚えたからです。

瞬間湯沸かし器的にイラっとしましたがよくよく考えたら「ファン、サポーターの声に支えらたこともあれば、代表メンバーが歌に支えられたこともあるよな」と落ち着きを取り戻しました。ただ「日本代表」って書かれると違和感あるよな、正確には名波と長谷部だろとは思う。

 

②P(ページ)10「日本代表とミスチルの関係は特別なもの」

序章、レジーさんと宇野さんの会話でそう言ってるが代表そのものとミスチルの関係については特に何もなくてここで言う代表は「名波」もしくは「長谷部」。

実際にミスチルと代表の表立った関係は公式応援歌だけなんじゃないかな。

これ↓


ウカスカジー『勝利の笑みを 君と』 Music Video

(このMVを撮影したのが名波が嫌いなエスパルスのホームスタジアムってのが笑える。)

 

③P40「日本代表とミスチルが交差するのはフランス大会以降なんだけど」

とは書いてあるもの、Jポップと言うワードの誕生、また、Jポップが一般的に認知され始めたのはJリーグバブルの1993年頃、くらいしかサッカーとの接点には触れず、しまいには「それと、その言葉を定着させる上で大きかったのは、やはり小室哲哉だよね」と言ってしまってるので読んでてピンと来なかった。

 

④P47「第2章1998年のMr.Childrenとフランス大会」

風呂敷広げすぎ。冒頭でこのフランス大会から桜井がサッカーにハマるとあるけどただそれだけ。前章で「交差する」と書かれたような内容はなくて、名波との関係が深くなって一緒にフットサルやっている程度の関わり合いしかわからなかった。

 

⑤P91「桜井と名波の関係は、中田のことを歌ったくらいで揺らぐものではない」

どうでもいいわ(笑)どんな関係やねん!

 

ちょっと気になったところを書きました。

⑤のところでこの本がどう言ったものなのかをなんとなく理解しました。

 

本、各章のタイトルも大きい風呂敷で包んでるから気になって開けたら

中身は桜井と名波と長谷部しか入ってなかった。私にはそんな感じです。

気楽に読んでください。 

真面目に読んで真面目に反応する本ではないです。

サッカー詳しい音楽好きが飲みながら喋ったコアな、オモロイ会話を文字起こししました的な本です。

サッカーの話に関して言えば、「この時代こんなこともあったよな」「そうそうこの時スタジアムにおったわ」とか思い出すことが多くてとても面白かったです。

本田のことは結構辛辣に書いてるのも面白い。

ミスチルの内容に関しては彼らの歴史とかを良く知らないので残念ながら「ああそうなんや」程度でしか感じることはできませんでした。すいません。

桜井さんの体調のことや活動休止のこととかミスチルの歴史の中を共に体験してきた人の側から語ればそこにサッカーがあったのかもしれないけど、日本代表側しか追ってきてない私が読むと「日本代表とMr.Children」というタイトルに対して、どこか腑に落ちない、期待をスカされた感想です。

でもこれをキッカケにまた「HANABI」を聴いてみたりしました。

 代表、ミスチル、どちらかに興味があれば楽しめる本だと思います。もちろんどちらも応援している方は更に楽しめます。

読んだ人の中で代表とミスチルの想い出が交差することはあるかもしれないですね。

 

本の感想は以上です。

 

 

日本代表と音楽と言う切り口だとやはりNHKの放送テーマ曲のイメージですね。

ちなみに歴代はこんな感じです。

02年ポルノグラフィティ「Mugen」

06年ORANGE RANGEチャンピオーネ

10年Superfly「タマシイレボリューション

14年椎名林檎「NIPPON」

18年Suchmos「VOLT-AGE」

この中だと「タマシイレボリューション」がダントツかなぁ。次点は椎名林檎か。

 

ちなみに06年ドイツ大会の時はなぜかこの曲のサビ部分がゴール裏の日本代表応援チャントに抜擢されたけどその後全然定着しなかったの誰も覚えてないでしょ。

なんでこれやったんや、ってか、コイツら誰やったんや。。

当時この曲を購入した06年の自分を殴りたい。


ZZ - Samurai Blue

ZZの「サムライブルー Single - Single」をiTunesで

 

同じ06年は東京スカパラダイスオーケストラが「サッカー日本代表非公式応援ソング」を発表してます。これは普通に良いです。


東京スカパラダイスオーケストラ / Come On!

 

 

個人的にチャントに合いそうな曲はコレ。

再生スピード落としたらチャントに良さげ。3分からの所が特に。


アップアップガールズ(仮) 『全力!Pump Up!!』 (Up Up Girls kakko KARI[Full Power! Pump Up!!]) (MV)

 

以上、まとまりの無い内容でしたが読んでいただきありがとうございました。